十二支を知る

日本人に馴染み深い干支

干支の置物

それぞれの干支が表すもの

十二支を言えない日本人はいないと思いますが、それぞれの干支が何を表しているのかまでは、なかなかご存知ないのではないでしょうか。

(ねずみ)は、すぐに子ねずみが増え成長することから、子孫繁栄の意味があります。行動力と財をあらわします。
(うし)は肉として大切な食料に、力は労働と社会に関わる干支です。粘り強さと誠実をあらわします。
(トラ)は毛皮の美しい模様から、前身は夜空に輝く星と考えられていました。決断力と才知をあらわします。
(うさぎ)は兎の穏やかな様子から家内安全、跳躍する姿から飛躍を表します。温厚で従順さが特徴でしょう。
(龍)は伝説の生き物で龍は瑞祥とも言われ、中国では権力者の象徴として扱われました。正義感と信用をあらわします。
(蛇)は執念深いと言われますが恩も忘れず、助けてくれた人には恩返しを行うと言われています。探究心と情熱をあらわします。
(うま)は古くから人との付き合いがある動物でとても役立ってきたので、人間も馬を大事に扱いました。陽気で派手好きをあらわします。

(ひつじ)は群れをなすので家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らす事を意味します。穏やかで人情の厚さをあらわします。
(猿)は山の賢者で山神の使いと信じられており、昔から信仰の対象とされてきました。器用で臨機応変さをあらわします。
(鳥)は人に時を報せる動物で、商売に縁起の良い干支でもあります。親切で世話好きをあらわします。
(犬)は社会性があり忠実な動物で、人間との付き合いも古く親しみ深い動物です。勤勉で努力家をあらわします。
(いのしし)の肉は万病を防ぐと言われ、無病息災の象徴とされています。勇気と冒険をあらわします。